過疎秘密楽しみ隊 -序章-
-序章-
それは、1つの出会いから始まりました。
WIZを誕生させた当時、古都西口で高Lv辻エンヘイしている
先輩WIZs達が羨ましかった私は、他の方々とのコミニケーションが苦手でした。
今でも、そんなに得意な訳ではありませんが(^▽^;)
叫びはおろか「PT申込や耳なんて とんでもない!」という思考の下
長女のランサーと共に、黙々とソロでLvを上げていました。
あ、WIZを誕生させた理由は、
「自分にエンヘイ出来る」→「辻エンヘイ待たなくても良い」→「Lv上げ効率が上がる」
ってトコからだったんですけどね。
どんだけ内向的なんだか.^^;
ある日、Lv60程度でランサーのLv上げに時間を費やす事に飽きてきた私は
「もっと効率良くLv上げる方法無いかな~」と、Wikiや色んなサイトを調べていくうちに
秘密ダンジョンの存在を知り、初めての秘密デビューとなる赤目秘密に
勇気を振り絞ってPT申込をしました。
専門用語が多い この世界、見知らぬ人に話しかけられても
会話の内容を理解して返事が出来るように、また ちゃんと火力としての
役目を果たせるように、Wikiやサイトを何遍も確認してたのを覚えています^^
我ながら 微笑ましい♪ ヾ(ーー )ォィ
さて初めての秘密、ましてPT組むのが初めての私は
多少の戸惑いを覚えながら「秘密初体験なんで、色々教えて下さい^^」と
PTメンバに挨拶しました。
その後のPTメンバの反応を待っていたのですが、誰からも応答が無く
若干の寂しさを感じながら「あ~あ...」と思ってた その時でした!
「はい^^ 一緒に頑張りましょうw」の文字がPTチャットに♪
「おぉ~、返事来たよ♪ 誰だろう? この親切な人...」とPTメニューで
確認したら、その人は 見た目も可愛い姫sでした^^
このチャットをきっかけに、PTメンバから
「実は私も初めてなんです^^;」
「私もです^^」
「以下同文^^;」
「私、何度か来てるので、案内しますよ^^」
等々、桃チャが賑やかになってきて、良い雰囲気になってきました^^
火力なのにPTの最後尾を ただテクテクついて行ってる私を見て、
この姫sはリトルのスキルを使ってトラップの場所を教えてくれたり
「赤犬は、重なれば範囲来ませんよw」と攻略のコツを教えてくれたり
秘密デビューの初心者に とても優しい配慮をしてくれて
私の秘密デビューは、とても楽しく終わらせる事が出来たのでした^^
このLv帯は、秘密が終わってPT解散の挨拶をする時に友録をお願いするのが
定番になってたので、例に漏れず 私も「ともよろです」なんて言って
この姫sと仲良くなりたいな~♪なんて思ってました^^
可愛い飴の紋章つけてた この姫sに 私は すかさず
「色々親切に教えて頂いて有難うございました^^」とお礼を行った後、
「この姫sなら、私の知りたいコト全部答えてくれそう♪」と勝手に心に思いながら
「この人がいるギルドに入りたいな~^^」なんて思っていました。
当時、ギルド未加入だった私は、紋章つけてるキャラさんが とても羨ましく見えてたんですよね^^
ギルドに入るには、GMor副マスへ申込をすれば良いコトは知っていましたが
誰がGMで、誰が副マスだなんて 見た目で判らないし、どーせ入るなら
知ってる人のギルドや、紋章が格好良いトコに入りたいな~なんて
思ってたりしてましたねー^^
ですが、なかなか「一緒のギルドに入りたいですっ!」って言えなかった私は
ギルドのコトとかメインクエのコトとか色々質問攻めしてばかりで、
核心の話は言えずじまいで終わっちゃったのでした^^;
この時、Gに入れて貰ってたら、多分 このBも存在してなかったんでしょうね...
いやー 世の中 判らないもんです^^
話の中で、姫sは「ギルドにはステupギルドとGvメインのギルドがあります」とか
「メインクエはクリアするのにLv >200 必要な場合があります^^;」とか
とても詳しく教えてくれました^^
その他、ギルド運営の色々な こぼれ話を教えて貰ったのですが、
ソレはナイショですw
振り返ってみると、この時の耳って、確か30分位 話してたような気がします^^;
姫sにしてみれば、迷惑な相手だったのかもw
この辺あたりから、私はオンラインゲームの楽しさを感じ始めました^^
さて翌日、私はロクった方に「こんばんは。昨日は 秘密 お疲れ様でした^^」と
初耳したりしてたのですが、人によって対応は様々で
「いえいえー^^」「今日も一緒しますか?」等の返事耳に喜んでたりしてましたが、
中には 「アンタ誰?」とかって返事もありましてね...
アンタ誰?って、昨日 一緒に秘密PT組んでたじゃん><
コレに凹んだ私は、耳 恐怖症になったのでした^^;
それから数日後、何気にトモロク確認すると、あの親切だった姫さんが
INしてるぢゃないですかっつ!!
「耳したい♪」...てな気持ちは あったのですが、この時はまだ、
耳 恐怖症が治っておらず、「またアンタ誰?とか言われたらヤダなー」とか
思った私は、結局 何も出来ず、ただ悶々としてたのでした...
そして、それから数日...数週間...いや、数ヶ月かな?
WIZのLv上げに一生懸命だった私は、遂に長女のランサーで
INしなくなっちゃったのでした...
---------<第1章 -再会- に続く>---------